ビリギャル式 坪田塾の参考書って?
今回は、わたしがリスペクトする坪田さん監修の、参考書が発売されたようなので、ご紹介します。
参考書だけでなく、動画も合わせての学習となるようです。
中学校の復習がメインの教材なので、中学英語をもう一度やり直したい大人の方にもいいかもしれませんね。
子供に聞かれて、答えられないと恥ずかしいですし・・^^;
下の動画では、
『なぜ受験勉強が必要なのか?』
『ビリギャル式学習参考書シリーズについて(他の参考書と違うところ)』
『受験生へのメッセージ』
を坪田さんが語っておられます。
興味のある方はこちらの公式サイトをご覧ください。
ちなみに電子書籍のKindle版はAMAZONからご購入できます。
【2015/09/07公開 坪田信貴さんとは? はこちらから】
今回は、『情熱大陸』でも採り上げられた、学習塾 の塾長を務める坪田信貴さんをご紹介します。
坪田さんは、2015年5月に公開された有村 架純さんが主演した映画『ビリギャル』の原作者です。
そもそもビリギャルって何?
ビリギャルの原作は、2013年に発売した
『学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話』
という書籍です。
映画公開の2015年には、単行本と「文庫特別版」を合わせ100万部を突破し、ベストセラーにもなりました。
内容は、学習塾の塾長を務める坪田信貴さんが、ご自身の塾に通っていた生徒を題材にしたものです。
高校2年生にして、小学4年レベルの学力のギャルを、いかにして慶應義塾大学現役合格にまで導いたかが、軽妙な、笑いを誘うタッチで描かれています。
その笑って泣ける感動的なストーリーのみならず、「ダメな人間などいません、ダメな指導者がいるだけなのです」と語る坪田さんの、子どもや部下のやる気を引き出す心理学テクニックにも注目が集まっているようです。
「結婚おめでとう!」
女性が最も輝く瞬間。誰よりも笑顔で迎えたこの男。スピーチをはじめるとすぐに言葉を詰まらせ男泣き。そんな姿には訳がある。
主賓として招かれた彼は、花嫁のことを共に戦った戦友と呼ぶ。
番組の冒頭、ビリギャルのヒロイン、さやかさんの結婚式で号泣している坪田さん。
塾の先生を結婚式の主賓で呼ぶことは、なかなか無いと思いますが、
坪田さんとさやかさんの絆がテレビを通して伝わってきます。
(私は見逃していましたが、こちらの結婚式は「おじゃMAP」でも紹介されていたようです。)
どんな生徒も分け隔てなく受け入れる
この塾に通うおよそ15%が学年ビリの経験者で、徹底的した個別指導を実施。
一人一人の学力レベルに合わせて、ときには小学生の教材を使って、指導する。
塾の本棚には、私も小さい頃読んだことがある『日本の歴史』の漫画がずらり。
◆生徒の性格に合わせて、ときに誉めたおし、笑わせる
生徒の答案を見ながら、
坪田さん:
「字がめっちゃ綺麗だね!」
◆どんな種類の相談にも真っ直ぐに向き合う
生徒:
「勉強してると寝ちゃうのー」
坪田さん:
「椅子を使わないで中腰の状態でやればいいよ。」
生徒:
「いいこと聞いたねーっ。すごいねー。」
心理学を応用し、個性に合わせた指導法を用いることで、どんな子供のやる気も引き出しているそうです。
◆生徒への思い
坪田さん:
「勉強が嫌いな子はたくさんいるんですけど、
自分が成長するのが嫌だっていう子はいないんですよね。
できないことが、できるようになることって、めちゃくちゃ楽しいことで、
伸びないって思ったことはないですね。
子供ってホント伸びるんですよ!」
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~ヤル気UP!?坪田式のココロ~
「わかった?」って質問は、最もアホな質問です
生徒は一つの課題を終えると講師の元へ。指導に入ると笑顔で質問攻め。声に出して答えさせています。
辞書を持ってきていなかった生徒に対しては、辞書がなぜ必要かを教えて、生徒に納得させてから、
坪田さん:
「持ってこないっていうことは?」
生徒:
「ありえない。」
と、生徒に改めて問いかけ、口に出して言わせる。
生徒が学習した成果を講師は何度もアウトプットさせ、定着させる。
この塾での一日はその繰り返しだそうです。
坪田さん:
「わかった?って質問は最もアホな質問だってことです。
相手が分ったかどうかを判断するには、相手がどうアウトプットするか?を確認すること。
自分が理解したことをちゃんと言葉に出してもらって、その情報から、どれだけ理解しているかが判断できます。」
講師もアウトプット
坪田さんは今、生徒よりも、教える側の講師の指導に力を入れています。
教えてる姿をビデオで撮影し、講師に自らの教え方を見せることで、生徒との接し方を指導しています。
ストップウォッチで生徒を見ている時間を測定し、個別指導をしている時間の50%は、生徒を見ているようにと指導。
最後は生徒同様、講師にもアウトプットしさせていました。
すごい発明ですね!
坪田さんは『ココ一(カレーハウスCoCo壱番屋)』のカツカレーが好物で、7年間食べ続けているそうです。
「(カツカレーは)日本人が発明した一番のものだとおもいます。iPhoneなんかより、よっぽどすごいですね」 笑
坪田さんは、大学で心理学を学び、本場アメリカへの留学も経験。
アルバイトではじめた講師で、好きな心理学を取り入れると、教え子たちの成績がアップ。
そこで自信をつけて、7年前に塾を開校しました。
しかし、欠点がなさそうな坪田さんですが、どうしてもアウトプットできないものがあると告白。
「キャベツと、レタスと、白菜の違いが分らない・・」
平均13点を2週間で70点に!
受験生が勝負どきの8月中旬、ゴルフに夢中で勉強がおろそかになっているという、入塾希望者の中学3年の男子生徒がやってきました。
塾の学力テストで、苦手だと言う英語の平均は13点。
ここからのアプローチが真骨頂。
坪田さん:
「勉強が苦手というより、英語の勉強を殆どやってないんですよね。ゴルフをやったことのない人が、ゴルフを得意とか苦手って言えないよね?」
たとえ話は相手が興味を持つ内容で、分り易く伝えています。
そして、一見無謀に思える計画で奮起させます。
”10日間で中1~2年生の総復習 平均70点を目指す!”
生徒に合わせた指導方法!
心理テストで性格を分析し、タイプ別に分け、授業の進め方や声の掛け方を変えているようです。
受講した男子生徒は、周囲からの期待でモチベーションが上がる「献身家タイプ」でした。
◆頑張りに対し感謝の気持ちを伝える
◆大きな目標を掲げる
男子生徒は、受講初日に大量の課題を渡され苦笑い。初日の勉強は6時間で、宿題もありました。
坪田さんは自分にも宿題を課していた。喫茶店でタイガーウッズについて調べ、
ところ構わず、声に出してアウトプットしていました。
中だるみしがちな四日目には、宿題をやってきたことに感謝し、「ありがとう!」と伝え、
インプットしたタイガーウッズの名言も交えながら、やる気を出させていました。
テスト当日、坪田さんはそっと肩を叩く。
猛勉強した甲斐があり、結果は平均71点で、目標70点をクリアしました!
番組の最後で、坪田さんはこう語りました。
「自分の成長をよろこばない子はいない。ここから4年間で戦友になっていくんです。戦友です。」
感想・まとめ
番組を見た率直な感想は、「こんな塾が近くにあったら、絶対通わせたいなぁ」でした。
できなかったことを責めるのではなく、できたことを褒めて伸ばす。
親として分ってるつもりでも、自分の子には厳しく接してしまいがち。
私も中々褒めることが、できていない気がします。
我が子のいいところを見つけて、褒めてあげるのも親の務めですよね。
そんな坪田塾が無料入塾体験会をやっているそうなので、褒めて伸ばす教育に興味のある方は参加されてはいかがですか?